金髪女が行く!〜仕立屋と二万頭の蚕達と空海〜2日目
(金髪女とか言いながら、最近毛が急速に生えて
カラメル濃いめのプリン状態なのでそろそろ美容室にいきます。)
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※記事が進むにつれ大量の密集した蚕の写真が出てきます。
虫が苦手な方は気合いを入れてご覧ください。
あたし的には愛おしく可愛いので掲載させていただきます。
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【過去の観察記録】
金髪女とヒゲロン毛が行く!〜仕立屋と二万頭の蚕達〜1日目
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今日も逢いに行ってきました。
二万頭の蚕達。
日に日に、桑の葉の色が深さを増し
モリモリ育っております。
小さい木箱に入っていた蚕達は広いスペースへ移され
グングン成長しております。
食べる葉っぱの量も増え、細かく切らずに
葉っぱそのままの形の状態であげています。
この成長スピード感、半端ない。
相変わらず遠くから見ると蚕たちは
チリメンジャコのようだ…
下の写真で右側に集められている蚕達と
左側に集められている蚕達がいるのがわかりますかしら?
右側は元気に育っている蚕達。
左側はちょっと成長のスピードがゆっくりな子達。
人間と同じように、
蚕も成長速度が違うため分けて育てるそう。
前回会った時は10円玉よりも小さかったのに
10円玉を超えるサイズに成長中です。
糞のサイズも順調にアップしております。
(タマラナイっ!タマラナイっ!可愛いぞ!!)
「蚕は、天に登るように桑を食べる。」
と佃さん。
蚕の上に桑の葉っぱを乗せると新鮮な葉の方に移動する。
葉っぱの下からすぐに顔を出すのだ。
「天の虫」と書いて蚕。
人間ではつくりだせない絹を生み出すことができるから。
昔から献上品として特別なものとして扱われていたから。
だから、天の虫と書いて蚕なのだと思っていた。
蚕自体が天に向かって動き、生きているから、
天の虫と言われるのも理由の一つなのだろう。
今日は蚕のお昼ご飯のあと近く(ほんの100mくらい?)の
伊香具神社に行ってきました。
前回の記事の冒頭で伊香具神社の話をしたので
皆々様に見て欲しくて写真を撮ってきました。
(伊香具神社はあたしの超萌エリア!!!
湖北で一番好きな場所どこですか?って聞かれたら
伊香具神社っ答えると思う…
その理由は記事の下の方に出てきます。)
どーんっ。こちら伊香具神社参道入り口。
ここを入ると緑のトンネル。
今は緑のトンネルだけど春になると桜満開で
花のトンネルになるのです。
冬は雪深いから、また色がとっても変わります。
そして、参道を抜けると…
ここで注目すべきポイントは鳥居!!!
変わった形をしているのです。
「伊香式鳥居」といわれる12本の柱からなる鳥居。
この鳥居の形は日本でここだけらしい…
「三輪式と厳島式を組み合わせたのは、このあたりまで入江であった」
と境内の説明の看板には書いてあります。
ということは、琵琶湖の水がこの辺りまできていたそうな。
しかーし、この鳥居をあたしは通りません!
あたしが見たいのはここではなく…
右手の方にズンズン進んでいくと…
これです、これです、これです!!!!
あたしの大好き独鈷水!!!!!!
(井戸好き井戸マニアのわけではありません。
ここの歴史の中で生活してることに興奮するのです。)
空海です。
日本史で同じみ真言宗の開祖空海、別名弘法大使。(生774年〜没835年)
空海がここへ来て、
宝具の独鈷で水源を掘り当てたと…
今でいうダウジング?エスパー?
何があたしの萌ポイントかというと、
千年以上前にここに空海がいたということをイメージして
脳内タイムトリップする、という妄想がここでは楽しめる。
そんな場所です。
楽しいところです。
(あたしはいたって通常です。
楽しみ方はいろいろあるよという提案です。)
ここの水源があったから養蚕が始まり
糸取りが行われ、現在も長浜ではシルク産業があります。
糸取りが始まり、最初につくられていたものは絹弦とのこと。
(絹弦とは、絹でつくられた楽器の弦のこと。)
木之本では丸三ハシモトさんが絹弦をつくっています。
本当、ハシモトさん凄いんですっ!
あぁ、どうしよう。
記事がとっても長くなってしまう。
書きたいことが止まらないので、続編書きます。
と、いうことで、続く…