職人文化人類学

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【100年の機屋タケツネに弟子入りします。】〜プロローグ 弟子入り志願〜

2019/7/9 職人文化人類学の実践 Writer:仕立屋と職人 イシイとワタナベ

witter:ワタナベ

「機屋に弟子入りって出来るわけないよな…」

実はあたし、長浜に住み着き長浜のシルク産業を知れば知る程そう思っていました。何故ならば、一人前の職人になるには10年以上…どの機屋でもそう聞いていたからです。

現場を見せていただいても職人の手捌きに圧倒され、どう潜入捜査をすれば良いかと頭を悩ましていました。

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しかーし!!

そんな中、あたしの弟子入りを受け入れてくれたのが、今年、創業100周年、輪奈ビロードつくり続ける機屋、株式会社タケツネさんなのです!!!

ありがとうございますっ!!!

受け入れてくださったので、あたしは遠慮なく飛び込みますっ。
(何度も何度も、通い続けてよかった 涙)

タケツネは以前、職人のリレーで記事を書かせていただきました、武田規与枝さんの会社です。
【職人のリレー】第七走者 株式会社タケツネ 武田規与枝(前編)
【職人のリレー】第七走者 株式会社タケツネ 武田規与枝(後編)

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シルクで輪奈ビロードをつくっているのがここ、タケツネなのです。初めて見たときの美しさに感動したことは忘れもしません。
日本全国から輪奈ビロードを求め、タケツネに多くの人が訪れます。

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何故、弟子入りをするのかと言いますと、
インタビューだけでは見えない部分を知るために、職人と同じ時間を過ごし、直接職人の言葉を聞き、生で職人の仕事を感じ、文献やネットでは見つけることの出来ない種を拾い集めるためです。

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どんな事が待ち受けているかは、あたしにも未知です。ドキドキ。

弟子入りの状況を逐一ブログに書き記し、仕立屋の大事な記録として残すと共に、多くの方にタケツネのことを知っていただきたいと思っている所存。

それでは、弟子入り、行ってきます。

(ヒゲロン毛はカメラマンとして参戦です。)

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