5年後の目標を立てろ
witer:石井
こんなことを言われたことがある。
いや、結構いろんなところでも聞く。
未だかつて、1年はおろか、3ヶ月先の目標も立てたことのない
自分にとって、それがなんの意味があるのか実感できなかった。
ちょうど1年前の年末、福島のお屋敷で仕立屋と職人は生まれた。
(タイトル写真は1年前の写真。見た目はあんま変わらない笑)
その時、仕立屋の3人は一年後に滋賀に暮らしてるなんて、
だれも想像していなかった。
(思い切って雰囲気バツグンの宿場町に一軒家を借りて大改装を始めるの図)
海外に行って日本人であることを実感して職人と話して
実現したいものを見つけた。
福島も滋賀も仕立屋も、どれも5年の目標には載ってなかった。
でも、それでいいと思う。仕立屋流。
そんなオトナみたいなこと言わないでくださいよ。
目標を見つけられたらそれに向かえばいい。そういう人もいる。
でも、目標に縛られると、この”流れ”には乗れなかったかもしれない。
必要な場所へ、その時に純粋に自分たちしかできないことを。
そんな2017年だった。
2018年も何が起きるか、わからない。
でも仕立屋が成し遂げたいモノは見えている。
(家の裏には銘酒七本槍の富田酒造。町にはおかしな(いい意味)人がたくさん。)